メンバーインタビューシリーズの第一回として、「プロジェクト物語三昧」の仲間のひとりで、いつもみんなが助けてもらっている銀鷹さんに取材を敢行しました。どのような話が出て来るのか、楽しみながら話を聞けました。どうぞ、読んでみてくださいね。
海燕 えーと、何から訊いていきましょうか。銀鷹さんは、今回の同人誌では、裏方というか、実務を一手に引き受けた形でしたよね。何か大変だったことはありますか。
銀鷹 そうですね。始まりは、ペトロニウスさんに誘われた事がきっかけでした。
海燕 ペトロニウスさんが例によって丸投げしたわけですね(笑)。
銀鷹 大変なことは特になかったです。皆さん、本当に仕事が速かったので。
海燕 仕事は速かったですよね。コミケ当日の2か月くらい前にはもう完成していましたからね。それでは、何か面白かったこと、興味深かったことなどはありますかね。
銀鷹 面白かったことは、LDさんとまぎぃさんによって具体的にビジュアル化していった過程が見れたことですね。
海燕 LDさんの要求をまぎぃさんがイラストに変えていった作業ですね。あれは凄かったですよね。あとで、おふたりにもインタビューしようかと思いますが、ふたりともただ者じゃないですね。
銀鷹 はい。今回、表紙が絵巻物になっていると思うのですが、ラジオの内容が一枚絵として的確に表現されているのを見て、素直に凄いと思いました。
海燕 さすがプロは違いますね。
銀鷹 あと、海燕さんのラジオからの文字起こしのスピードもさすがだと思いました(笑)。
海燕 がんばりました(笑)。それでは、銀鷹さんから見た今回の同人誌の見どころはどこらへんでしょう。
銀鷹 やはり、第2章まで掲載されているので、「祭壇」が登場し『××××』と『×××』の結論が語られている所だと思います。
海燕 なるほど。『××××』と『×××』というタイトルは出したくないので、あとで修正しておきます(笑)。ここは同人誌の結論部分なので、タイトルは謎にしておいた方がいいかな、と。
銀鷹 ネタバレ的にということですね。了解です。でも、まあ、ここが序盤のクライマックスですよね。今回これを読んで、ようやく「祭壇」という概念がわかった気がしています。
海燕 逆に、今後、ここに力を入れたら良いとかいうところはあるでしょうか。
銀鷹 本の内容ではないのですが、今回作成したマインドマップが大きくなりすぎて読みづらいなあ、と印刷して思っています。ですので次回、またマインドマップを印刷する機会があるなら、何とか解像度を上げて、コンパクトに修正できればとは思っています。
海燕 なるほど。それでは、サークルの仲間ということではなく、いち読者としての本の感想はどうでしょうか。こういう訊き方だと答えにくいかもしれませんが。
銀鷹 私は事前にラジオを聞いていて、それから本を読んだのですが、それでも、改めて気付くことがありました。LDさんの注釈が充実していることもあるのですが、文字として読むと自分のなかで噛み砕いて理解できるんだなあ、と実感しています。
海燕 そうですね。では、同人誌のことはこれくらいにしておきましょう。銀鷹さんが、「プロジェクト物語三昧」の仲間内のなかで最初にアクセスしたのはだれでしょうか。
銀鷹 それは、ペトロニウスさんでした。「物語三昧」のブログを読んでオフ会に参加したことがきっかけです。
海燕 ペトロニウスさんのブログを最初に読んだときの印象はどうでしたか。
銀鷹 最初に読んだ記事は、確か『Fate』でした。『Fate』の面白さが言語化されていて、このブログは今後も読んでいこう、と思いました。
海燕 なるほど。ところで、最初にオフ会に参加するとき、気後れとかしませんでしたか。Ashさんは身元がわかるものはすべて隠して来たそうですが(笑)。
銀鷹 私も気後れしてました。会場の区民間?に到着してから、やっぱり帰ろうかな、となかなか建物に入れなかった思い出があります(笑)。
海燕 みんなそうみたいですよ。ペトロニウスさんの最初の印象はどうでしたでしょう。
銀鷹 オフ会でも常に自ら中心で話を進めていて、ブログ通りの人だった、という記憶があります。当時、仕事の話も良くされていたので、できる上司という感じでもありました(笑)。
海燕 まあ、サービス精神が旺盛な人なんですよね。銀鷹さんが初めて参加したオフはどのオフだったか憶えていますか。
銀鷹 メールを検索してみましたが、2012年07月のオフ会でした。武蔵野公会堂で開催された時ですね。
海燕 なるほど。それからオフ会に参加するようになったわけですね。これからオフ会に来てみようかと迷っている人に向けて何か助言があれば。
銀鷹 今回の8月のオフ会に関しては、講義やラジオなどのプログラムが用意される予定ですので、物語三昧ラジオを聴く延長上の感覚で来てもらえれば大丈夫だと思います。
海燕 怖くないよ、と(笑)。意外と怖くない。
銀鷹 そうですね。怖くない(笑)。
海燕 怖いところみたいだけれど、案外、みんな優しい。
銀鷹 もちろん、そこで我々と知り合いになってLINEやTwitterを交換出来れば今後も繋がっていけると思います。やはり顔を合わせているというのは大きいです。同人誌もこれから続いていく予定ですので、良いタイミングだとは思います。
海燕 はい。ぜひ、仲間になってもらいたいですね。楽しいので。また話は変わりますが、アニメでもマンガでもゲームでも、最近、オススメの作品などはありますか。
銀鷹 今だと、少しずつ進めている『FGO』が、やはり面白いですね。この面白さを今の10代、20代と共有できていることも楽しいです。
海燕 ぼくは数十万円つぎこんでおいてまだ第一部です(笑)。
銀鷹 そうみたいですね。宝具をレベル5にしているとサラッとLINEで言っていたのを聞いて驚きました(笑)。
海燕 レベル5にしてから、さらに6枚目が出たという(笑)。金もないのに何をやっているんだか。
銀鷹 あと、漫画では読んでいる人は比較的少ないかなあ、ということで、石塚真一さんが描いている『BLUE GIANT』はお奨めです。
海燕 あれは良いですよね。ぼくは『岳』も好きでした。
銀鷹 私も『岳』は好きでした。主人公の方向性も似ているかなと思っています。
海燕 そうですね。では、最後に、銀鷹さんにとって、「プロジェクト物語三昧」の仲間はどのような存在でしょうか。
銀鷹 今回、コミケにサークル参加しますが、まさか自分がサークル参加する日が来るとは思っていませんでした。そういった意味でも、「物語三昧」の仲間は自分のステージを上げてくれた存在だと思ってます。
海燕 ぼくももう二度と夏コミには参加しないつもりだったのですが、浮世の義理は断てませんでした。ペトロニウスさんが当然のごとく人数にカウントしていたので(笑)。
銀鷹 ああー、自然と参加する流れになっていましたね(笑)。
海燕 じゃあ、まあ、このくらいで。今回はありがとうございました。
銀鷹 はい。こちらこそありがとうございました。お疲れ様です。
と、いうわけで、第一回はこれで終わりです。銀鷹さんはメンバーのなかでも穏やかな人で、人柄的にはたぶんいちばん大人なんじゃないかな。わりと地味な作業を黙々と担当してくれたりします。
今回も裏方の仕事をいやがるそぶりも見せずやってくれました。本ができあがったのはまさに銀鷹さんのおかげです。銀鷹さん、ありがとうございました。今後もよろしくね!